ニーハオ。あずきまんパパです。
九州・沖縄に続いて、関東も梅雨入りしましたね。
関西、東海もまもなく梅雨入りで、
いよいよ日本列島も本格的な夏に向かってのカウントダウンです。
梅雨とエアコン
そんな梅雨真っ只中の昨今ですが、
電力需給の逼迫から節電要請のニュースが報道されたり、
各地で体育祭や部活動での熱中症による救急搬送などのニュースが連日増えております。
これから暑さも日増しに厳しくなっている今だからこそ、
生活の質を変えるエアコンの上手な使い方について紹介したいと思います。
私がオススメするポイントは5点です。
- 設定温度
- 風量
- フィルター掃除
- 室外機周り
- つけっぱなし
夏の暑い時期もこれらを意識すれば、
誰でも簡単に節電要請にも負けずに快適でエコな生活をすることが可能になります!
ぜひご覧ください。
節電意識の高まり
今年の夏は、発電所の休止やウクライナ危機による燃料調達リスク、
さらにはリモートワークの推進による家庭における電力使用料の増加などの理由で、
電力需給が逼迫しているそうです。
これを受けて政府は、既に企業や個人に節電の要請を実施しています。
このような状況下で、節電に取り組もうと言う方は、
以前にも増して増えているのではないでしょうか。
これまでは日中は会社に行って仕事をし、
帰宅後にようやく家で過ごすというパターンが大半でしたが、
ここ数年はリモートワークの推進により、
日中も家庭、夜も家庭というケースも増え、
より節電を意識する方も増えてきているようです。
快適とエコを両立するエアコンの使い方
かと言って、リモートワーク中にエアコンを切ったりしていては、
不快で業務効率悪化は避けられません。
ガンガンにエアコンを使うわけにもいかない。
そんな方に次の5つの省エネ対策をおすすめします。
1.設定温度を上げよう
昨今政府が推奨している夏場のエアコン設定温度は、28℃です。
20℃とか22℃などに設定するまでもなく、28℃で十分快適な温度で生活できます。
設定温度を1℃上げることにより、消費電力は10%節電になると言われています。
普段20℃設定を好む人がいきなり28℃にすることはできないかもしれませんが、
21℃や22℃に設定するだけで快適さはほとんど変わらず、
10〜20%もの節電ができます。
ぜひお試しあれ!
ちなみに酷暑のインドでは、国の規定でエアコンの初期設定温度は
24℃にしなさいというルールが定められているみたいです。
(https://www.tuv.com/world/en/ より引用)
厳しい暑さのインドでも24℃で十分です。
冷やし過ぎには気をつけましょう!
2.風量設定
エアコンの設定温度を変えるには、空気を冷やすために冷媒の循環を良くするために、
室外機の圧縮機の効率・負荷を高めないといけません。
しかし、圧縮機の負荷増は、消費電力を悪化させる主要因です。
節電するには、なるべく圧縮機に負荷をかけないように使うことが求められます。
ですので、安易に温度を下げるのではなく、
まずは風の強さ=風量の調整を行いましょう!
風量は室内機の送風ファンによりますので、消費電力の悪化が防げます。
扇風機も風の強さを変えるだけで、体感温度が変わりますよね?あれと同じ原理です。
まずは風量を上げて、風を感じてみましょう!
3.フィルター清掃
お次も2項で述べたように圧縮機の負荷をかけないための対策です。
室内機のフィルターを定期的に掃除しましょう!
フィルターの網の目に埃が詰まってしまうと空気の循環が悪くなり、
室内機を通過した空気がなかなか冷えず、
圧縮機が空気を冷やそうと頑張ってしまいます。
極端ですが、こんな感じ。
多くのメーカーで、
フィルターは定期的にメンテナンスしてください
と取扱説明書に書いてあります。
我が家のエアコンも2週間に1度掃除してくださいと書いてあります。
なかなかそんな頻度ではできないですが、
少なくともシーズン前には必ずチェックしておきましょう!
4.室外機周りを整理しよう
設定温度や室内機の話ばかりしてしまいましたが、
続いては少し視点を変えて、室外機を見てみましょう。
室外機の前に物が置いてあったり、前面部分が塞がっていませんか?
夏場の室外機の前を通ったことがある方はわかるかと思いますが、
夏場の(冷房中の)室外機から温風・熱風が出ていますよね?
あれは室内の暖かい空気から循環する冷媒が熱を奪い、
奪った暖かい熱を外に逃がす仕組みとなっているために起こる現象です。
その熱を逃がすための道が塞がれてしまっては、
循環が悪くなりエアコンはより多くの力で冷やそうと圧縮機に指令を送り、
より強い力を必要とします。
室外機の負荷は最小限に。
これが鉄則です。
ですので
- 室外機を日陰に設置する
- 日影を作ってあげる
- 室外機を冷やす
なども有効な策です。
室外機にも気を配ってあげると節電につながります。
5.時にはつけっぱなしに。
外出する際は電気を消すのと同様に、エアコンをオフにしますよね。
もちろんそれはとても大事です。
しかし時にはエアコンを消さずにつけっぱなしの方が
節電効果が大きいこともあるようです。
例えば、30分程度の買い物に出かける時など
つけっぱなしの方が消費電力は抑えられます。
なぜかと言うとエアコンは、
電源をオンにした直後が1番電気を消費します。
頑張って冷やそうと圧縮機がフル回転をするからです。
1度設定温度に達してしまえば、
そんなに電気を消費することなく、
トロトロ運転で設定温度を維持しようとします。
外出時間が短ければ、部屋の温度を下げずに
トロトロ運転を維持して室温をキープする方が、
エアコンをオフしてせっかく冷やした室温を外出時に上げてしまい、
短時間の外出後にまた圧縮機をフル回転させることは非効率になるようです。
時間を見極めて使い方に気をつけましょう!
まとめ
快適とエコを両立させるための、エアコンの上手な使い方を5つ紹介させて頂きました。
職場ではなかなか使用電力量とか電気代は意識しないことも多いかと思いますが、
自宅の電気代は気になりますよね。
電気代が気になるからってエアコン止めたら、
業務効率は悪化しますし、体調も悪くなりやすかったり、
熱中症にもなってしまいます。
小さなお子さんがいる家庭はなおさらですね。
体調管理は親の責任です。無理できません。
無理しないでください。
最悪は命の危険につながります。
ですので、紹介した5つのポイントを改めて実施するだけで、
快適とエコを両立させ、みんながハッピーになるような生活をしていきましょう!
我が家は0歳の娘がいます。
エアコンを上手に活用して、快適な夏を過ごしたいと思います。
では。
あずきまんパパ